対話型鑑賞、園外演習@滋賀県立近代美術館へ行ってきました。
アート博士のお出迎えに子どもたちは、大喜びです。
美術館での注意事項を博士から教えていただき、そのあと4グループに分かれました。
2グループは、博士と講堂にのこり、カードゲームを通して色々な美術に触れました。
2グループは、外にあるオブジェと館内にある絵画に分かれ美術館で対話型鑑賞を行いました。
現在、近代美術館では、常設展以外にダリ展を行っているので高校生のお兄さんやお姉さんもたくさん来られていました。
広い敷地に展示してあるオブジェを鑑賞しながらフカフカの芝生の上を歩きました。
春の日差しが、子どもたちを包む、とっても気持ちいい日でした。
あたたかさにつられて、ハチも飛んできて、一緒に鑑賞です。
本当にいい日和です。
中庭にあるオブジェ題名「フラミンゴ」を見て、対話型鑑賞を行いました。
子どもたちは、離れて見たり、近づいて見たりとオブジェをよく見てから、「ツルだ~」「チョキの形」「きりん」「かに」など、たくさんの意見を出しました。
今まで平面の作品で対話型鑑賞を行ってきました。
今回、美術館にきて初めて立体作品を見て・・・
見る方向がたくさん有り、作品の下に入ったり、右から、左からと、作者の思いとは違うかもしれませんが、本当に自由に思った、感じた事を話していました。
一歩動くだけで見え方が変わり、思いもよらない見え方!子どもたちの言葉にびっくりしました。
楽しいひと時でした。
館内では、小倉 遊亀さんの作品で対話型鑑賞をおこないました。
絵を見て子どもたちは、色々な意見をだしました。
シダの葉の変化を指摘したり、細かな所まで指摘していました。
学芸員さんが「そうか、それが当たり前だと思ってた。そうゆうものだ!と思ってた」「でも、子どもたちの目にはそんな風に見えるんやね!」と話された時、少し誇らしく思った私は、まるで・・・
ちょっとウレシイ瞬間でした。
あなた達は、凄い!これからも、今のままの目で発見して下さいネ!
このまま、色んな素材を与えていけば、あなた達は、きっと世界に通じる物を見いだせるんだろうネ!
限りない可能性を見た瞬間でした。
講堂で待っていたお友達と入れ替わり対話型鑑賞を行いました。
鑑賞の後、お世話になった先生、お姉さん先生、お兄さん先生、アート博士とフラミンゴの前で記念撮影を行いました。
今日は、時間の都合上グループ分けを行い館内、館外と分けたため、見ていない作品を最後に鑑賞してから美術館をあとにしました。
この一年、子どもたちの成長に、ご協力いただいた先生方にお礼をいい滋賀県立近代美術館をあとにしました。
対話型鑑賞で多くの事を学び、子どもたちは、大きく成長しました。
本当にありがとうございました。子どもたちは、この一年の経験を決して忘れる事は無いでしょう。
楽しい経験でした。ありがとうございました。
ご協力いただいた全ての方に感謝!!